相談者からのお話は不動産投資に興味があるとかどうやって不動産を手に入れるかとか、リスクとかいかに始めるか増やすかとかの傾向があります。
もちろん考えなければならないことです。ただ一度足元を見てみると、暗黙の前提として本当は別の目的があります。
手に入れたいのは不動産ではなくて収入の安定であることでしょう。投資家によっては資産拡大ですがここでは前者に絞ります。
その目的が不動産という手段にとってかわっていることがあります。
他者から見ると当たり前の話なのにいざ自分の話となるととんと客観視できないもの、人間とはそういうものだと思います。不動産でも何ら変わらないのではないでしょうか。
不動産は手に入れようと思っても簡単には手に入りません。
そのハードルの高さと克服方法に目が行ってしまい本来ねらうべきはそのハードルだったのかなど、”引き”の視点が失われてしまっているケースも結構あります。
人により好みとあうあわないがあるはずです。
不動産と比較して他のどの投資がいいか私はわかりかねますが、例えば株は紙の投資など表現するようにオンラインで完結する世界なのに対して、不動産は現物があり傷んだり人とトラブルになったりします。それも含めて面白いと思えるかなど。
収入の安定という目的に向かうとして、「長期的な収入不安」→「不動産」といった直線を描くより、まずはカメラを引いて他のも含めた選択肢から選んでみてはどうでしょうか。
そして不動産でいくとなっても目の前にあるその物件や投資手法で本当にいいかどうかを、あくまで道具の優劣としてジャッジしたいと思います。
そのジャッジができないとしたら、エイヤでいくのか、どこか本やセミナーや大家さんの会などで学んでからするか、コンサルティングを受けるか、と次の枝に分かれていきます。
わかってしまえばイージーなことかもしれませんが目を閉じたままでいるのは避けたいところです。
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経験的にはその先に真に手に入れたいものがあり、それは自由への希求なのだと解釈しています。
経済的な自由、時間の自由を手に入れ、思うままに生きること。当然はじめは部分的な自由から実現していきますがだんだんと占有率があがっていきます。
大家さん業界を見まわしているとパターンとして、
当初苦労して不動産とノウハウを手に入れる。
↓
規模を拡大していく。
↓
仕事を不動産賃貸業に切り替える。
↓
時間を手に入れる。
という感じで自由を謳歌するようになる傾向が散見されます(うまくいったケースです)。この場合、不動産を得てますます本来の勤めに精を出すとはなってないのが印象的です。
すべてのケースがそうではなくあくまでも傾向の話ですが、つまり不動産をするうちに本当は自由が欲しかったんだと真の欲求に気づいていく、そしてそっちに向かって舵をきっているのではないかと私は感じています。
とは言えその後の定型もあるのですがそれはまた別の機会に。