物件を競っている感覚

始めてみると分かることの一つに、優良な物件は投資家が競って手に入れようとしていることと、そこから漏れ外れた物件があるのだということがあります。

株式投資ではボードに競合がいるからわかりますよね。
不動産でも検索サイトにアクセス数やお気に入り数があるので競合の存在を感じることはできます。でもあくまで全体の一部に過ぎないので今ひとつピンと来ないのではないでしょうか。

改めて考えてみると投資市場に競争があるのは当たり前です。しかし不動産ではなにぶん競合の姿が見えない。まだ業界の情報が入ってこない段階では自分が独り静寂の中で物件と向かい合っているかのような気持ちになるかもしれません。

もし仮に全投資家の必要とする数以上に物件があったとすると投資家は競合する必要はないでしょう。物件の価格は安くなり買いやすいことでしょう。実際リーマンショック後などそうした時期もありました。

現在は駆け出しの段階の投資家が増えた、裾野が広がったことで価格が高騰してしまいました。市場で目にする物件は優良なものであれば高価ですし、逆に低価格に見えるのは誰か優位なポジションにある投資家がすでにチェックしていてそこから出たものになりがちです。

絶対評価をしないことには望まぬ物件をつかんでしまうかもしれない構造があるわけです。以前書いた目の前の物件を買うか買わないかで考えてしまうことの問題はここでもふたたび現れました。

しばらく賃貸経営して市場での絶対評価ができるようになればまた違った意思決定をしていただろうという物件はあるものです。100%はありませんがあえて悪手を打つ必要もありません。

他の投資家と物件を競っているという感覚を持ってよりよい物件を手に入れる必要があります。

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